[記事公開日]2016/09/06
[最終更新日]2016/09/07
ムッシュかまやつ、肝臓がんのステージと余命、現在の病状は?
歌手のムッシュかまやつさん(77)が9月6日、肝臓がんで入院中であることを公表されました。
5月に検査を受けた際に発見され、通院治療をされていたそうです。
しかし、8月23日に脱水のため緊急搬送され、そのまま検査入院したとのこと。
「がん」と聞くと、やはり気になるのが現在の病状。
ステージはどのくらいなのか?現在の進行状況は?余命宣告に関してなど、気になる情報を見ていきたいと思います。
日本における肝臓がん
肝臓がんは、大腸がん、肺、胃、前立腺、乳房に次いで第5位に位置しており、死亡数でも第5位ととても身近ながんの一つです。
肝臓がんは初期症状があまりみられないことから、気がついたら末期であったということも稀ではないとのこと。
実際に私の家族もこの肝臓がんで亡くなりました。何の初期症状もなく、別の検査で病院を訪れた際に発覚し、もうその頃には手遅れで末期のがんに達していました。
肝臓がんのステージ・進行度は、がんの大きさや個数、広がり具合によって以下のように分類されます。
①がんが1個である
②がんの直径が2cm以下である
③がんが血管浸潤していない(がんが肝臓内の血管や胆管に入り込むこと)
ステージ | 状態 |
---|---|
ステージI | (1)(2)(3)のすべてに該当する |
ステージII | (1)(2)(3)の内2項目に該当する |
ステージIII | (1)(2)(3)の内1項目に該当する。またはリンパ節に転移している |
ステージIV | どれにも該当しない。または他の臓器や組織、リンパ節にまで転移している。 |
各ステージにおける生存率は以下のとおり。
ステージ | 5年実測生存率(%) |
I II III IV |
49.8 37.7 17.7 7.7 |
肝臓がんは他のがんと比べても生存率が低く、平均よりも今後の見通しが悪いがんであると言えます。
ではムッシュかまやつさんのがんの進行状況はどの程度なのか?
ムッシュかまやつさんのがんのステージと進行具合
ムッシュかまやつさんの肝臓がんのステージや詳細な病状については、緊急入院とのことでまだ公表されていません。
肝臓がんは初期症状の自覚が少なく、見つかったときには進行しているというケースが非常に多いがんでもあります。
またムッシュかまやつさんは77歳。高齢になれば体力の低下も伴い、がん治療も一層大変になり、余命宣告がある場合も考えられます。
今月10日に東京・かつしかシンフォニーヒルズで行われる「ムッシュかまやつ&泉谷しげるトーク&ライブ」に出演する予定でしたが、体調不良で休演することを泉谷さんが5日付の自身のブログで発表。
また、今年5月には、7月7日開催予定だった公演を「健康上の理由」として延期することを公式サイトで発表されていました。
かまやつさんご本人からは、所属事務所を通じて「絶対復活するから心配しないでください!それまでいろいろご迷惑おかけします!」とメッセージが発表されています。
どうかがんのステージが軽く、また元気にステージに復帰されることを願うばかりです。