[記事公開日]2016/07/13
[最終更新日]2016/07/15

熱中症の症状!子供の発熱や嘔吐は要注意!対策と予防まとめ

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外へ遊びに行ったり、クラブ活動などで外にいることが多い子供たち。

夏休みが始まると、外出の頻度も上がります。

湿度や気温が高いとき、気をつけなければいけないのが「熱中症」です。

毎年7月~8月に熱中症患者が激増する時期であり、特に外出頻度や、炎天下の中、外で遊ぶ機会が多い子供には、本当に注意しなければなりません。

熱中症と思われる症状とは?
子供が熱中症になってしまったら?
子供が熱中症にならないためにはどうすればいいのか?

よく耳にする熱中症、いざ子供が倒れてしまったとき正しい対応ができるように、熱中症に対する対策と予防方法をお伝えしていきます。

 

熱中症とは?

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熱中症とは、高い気温と湿度の環境に対して体の体温調節機能が追いつかず、体の中に熱がこもってしまうことをいいます。

急激な温度変化に体が対応できず、さまざまな症状が出てきます。

炎天下の中激しい運動をしている子供は気をつけなければいけない!という認識は皆さん高いですが、高温多湿の場所であればどこでも起こりうる可能性のあるのが熱中症です。

 

子供が熱中症になりやすい場面

真夏になるとニュースでよく耳にするのが、車の中に乳幼児や子供を置き去りにした結果の死亡事件・事故。

真夏の炎天下の中、車内温度が何度まで上昇するかご存知ですか?
車内温度は60度近くまで上昇し、ダッシュボード付近ではなんと80度にまで上昇するんです。

 

炎天下の車内のおそろしさはこの高温環境だけでなく、急激に温度が上昇することにあります。

少しの間だけだからと、乳幼児や子供を車に残し、危ないからとエンジンを切って席を離れたりしていませんか?自分の思っている“少しの間”とは、本当に安全ですか?graph_06_01

出典:JAF

車のエアコンを切ってから、たった15分で、車内温度は危険レベルに到達します。
内臓器官が未発達の乳幼児や子供にとって、このような急激な温度上昇はとてつもない負担となります。

たった5分の間でさえ、車内温度は警戒レベルまで上がります。炎天下の中の車内には“少しの間”などは通用しません。

 

熱中症が疑われる7つの症状

めまい・立ちくらみ

炎天下の中、運動会でおこなう開会式中に、子供が急にふらつき倒れてしまった!という事例がよくあります。
めまいや立ちくらみは熱中症のサインです。酷くなるとその場に立っていられなくなり、一時的に意識を失ってしまいます。

体調に異変を感じたときは、すみやかに日陰など涼しい場所に移動し、横になるなど安静な体勢をとりつつ水分補給をしましょう。

 

筋肉のけいれん(こむら返り)

筋肉がぴくぴくと痙攣したり、硬くなったりという症状が見られることもあります。筋肉が硬くなると、手や足をつりやすくなってしまいます。手足にこむら返りが見られることも、熱中症を疑う症状の1つです。

涼しいところに移動して楽な体勢をとり、少しずつ水分補給をして様子をみましょう。

 

体のだるさや吐き気

体がぐったりとだるくなり、頭痛や吐き気、嘔吐の症状が見られることがあります。
熱中症の初期症状【下痢・発熱・吐き気】の原因

吐き気や嘔吐でなかなか水分を補給できない場合は、早めに医療機関を受診するようにしましょう。熱中症の場合、一番大切なのは水分を補給することです。

 

大量の汗、もしくは汗を全くかかない

熱中症の原因は、体の温度調節がうまく働かないことです。
すなわち、体の温度を調節する「汗」のかき方に以上が見られる場合、熱中症の可能性があります。汗を大量にかいている方が異常事態のように見えますが、高温多湿の場所で汗をかかないことの方が異常なのです。

涼しい場所で横になり、改善が見られないようであれば医療機関を受診しましょう。

 

高熱や皮膚の異常

体の表面が熱かったり、赤みが見られるのも、熱中症の症状の1つです。
体の中にこもった熱をうまく外に発散することができず、体が熱くなったり、高熱が出たりします。症状が酷い場合、40度近い高熱が急激に出ることがありますので注意が必要です。
熱中症の初期症状【下痢・発熱・吐き気】の原因

熱中症による高熱に解熱剤は効きません。熱が下がらないようであれば、早めに医療機関で受診してください。

 

呼びかけても反応がない

意識がうすく、呼びかけや肩をたたいたりしても反応が場合は異常事態です。
ひきつけを起こして意識が朦朧としていたり、反応がないときはすみやかに救急車を呼ぶようにしましょう。これは熱中症の症状の中でも重度の症状であり、とても危険な状態であるサインです。

 

水分補給ができない状態

熱中症は体内の水分が極端に不足することが原因のため、すみやかに水分を補給する必要があります。
しかし、意識がとぼしくきちんと水分補給の措置をおこなえない場合は、すみやかに医療機関を受診しましょう。無理に飲ませるのは、水が気管に入り込む可能性等があり、大変危険です。

 

熱中症にならないための対策と予防法

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子供は何事にも夢中になり、自分自身の体調の変化に気づきにくいところがあります。

そんな子供の小さな変化に気づいてあげたり、あらかじめ予防方法を身に付けさせることが親の役目であり、大切な命を守ることにつながります。

熱中症にならないために行うべき対策法をまとめます。

 

水分をこまめにとる

のどが渇いてから水分を摂るのでは遅いです。
たとえのどが渇いていなくても、こまめに水分補給をするように心がけましょう。

水分をスムーズに吸収するのに最適な飲み物は、スポーツドリンクや経口補水液などです。大量の汗は水分だけでなく、塩分やミネラルも一緒に流れてしまいます。

水だけを摂取すると、下痢などの原因にもなりますので、熱中症が疑われる際の飲料はかならずスポーツドリンクや経口補水液などを選ぶようにしましょう。

 

気温と湿度のチェックする

特に熱中症患者が多くなる7月~8月などは、気象庁から「高温注意情報」が配信されています。外出の際にはこれらの情報を見て、きちんと暑さ対策を行ってから外出するようにしましょう。

屋内であっても、外気の温度が高ければ室内温度も上昇しやすくなります。風通しをよくしたり、無理せずクーラーなどをつけて快適な環境づくりを心がけましょう。

 

室内を涼しく保つ

電気代を気にして限界ぎりぎりまでクーラーは使わない!なんて言ってる方は要注意!
その我慢が取り返しのつかない事態を招く可能性があります。症状が表れてから対策を実行するのではなく、熱中症は未然に防ぐことが大切です。

特に子供だけで留守番するなどの際、かならず室内温度に気を使って外出するようにしましょう。子供はいざ自分に熱中症の症状が見られてもうまく対応することができず、最悪の場合、死に至るケースもあります。

 

衣服を工夫する

夏場の衣服は、汗を吸いやすく、通気性のよいものを選ぶようにしましょう。
首元がつまっている服も、熱中症のリスクを高める要因になりますので、できるだけ避けるようにします。麻や綿などの素材を選ぶと効果的です。

 

日差しを避ける

子供が遊びに外出する際などは、必ず帽子を着用し、直射日光をできるだけ避けるようにしましょう。
遊ぶ場所も、なるべく日陰を選ぶようにと言い聞かせることも大切です。子供は遊んでいて夢中になると、自分の体調の変化に気づきにくくなります。特に気温が高くなりそうな日は、室内で遊ぶよう促したりして、子供の熱中症を未然に防ぐようにしましょう。

 

冷却グッズを使用する

毎年夏になると、便利な冷却グッズが多数販売されます。
首に巻くスカーフタイプの冷却材や、持ち運びに便利な携帯できるひんやりジェルパックなど、毎日の生活の中で使用できるものもあります。
1日中直射日光を浴びる環境にいた場合、夜になって体に熱がこもり、時間差で熱中症の症状が発生する場合もあります。氷まくらや冷却グッズを使用し、体の熱をとるようにしましょう。首元などの太い血管を冷やすと効果的に熱を冷ますことができます。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

熱中症は、いつなんどき誰にでも起こるものです。室外・室内は関係ありません。
また、子供は自分の体調の変化に気づきにくく、大人よりも体が発達していないため、重症化しやすくもあります。

子供だけで留守番などをさせる際は、室内の湿度や温度が適正であるかどうか必ず確かめてから外出するようにしましょう。

暑い夏ほどレジャーで外出する機会も多くなると思います。しっかりと熱中症対策をおこない、楽しい夏を過ごしましょう。

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