[記事公開日]2016/07/08

赤ちゃんにもうつるヘルパンギーナ!食事や母乳はどうすればいいの?

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冬に突然の高熱が出ると、「インフルエンザかも!」と警戒しますよね。

では夏場はどうですか?「夏風邪かな?」と放置してしまう人が結構いるのが「ヘルパンギーナ」です。

あまり聞きなれないという方も多いかもしれません。

しかし、ヘルパンギーナは毎年夏ごろに警報が発令されるほど流行する夏風邪の一つであり、特に子どもや赤ちゃんへの感染率が高い病気です。

子供や赤ちゃんがヘルパンギーナにかかってしまったら?
子供が食事をいやがったら?
赤ちゃんが母乳やミルクを飲まなくなる?
治るまでどのくらいの期間がかかるの?

いざというとき慌てないためにも、ヘルパンギーナについての知識をまとめていきます!

 

ヘルパンギーナとは?

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ヘルパンギーナとは夏風邪の一つであり、ウイルスによる感染症です。

「コクサッキーウイルス(A型とB型)」、「エコーウイルス」、「エンテロウイルス(68型~72型)」というウイルスに感染することで発症します。

ご覧のとおり、ヘルパンギーナのウイルスには複数種類あり、1つのウイルスによる感染が治っても、二度三度と続けて感染する可能性もあります。一度かかったら二度とかからない、ということはありません。

ヘルパンギーナの3大症状!子供も大人もうつる感染症の治療と予防方法

 

ヘルパンギーナの感染経路

ほとんどの患者が4歳以下というデータがあり、子どもや赤ちゃんの間で流行します。

ではどのような感染経路でうつってしまうのかを見ていきます。

飛沫感染

ヘルパンギーナはウイルス性の感染症なので、飛沫感染します。これはどのウイルス感染症にも当てはまるものです。

感染者のくしゃみや鼻水によって飛沫感染します。

接触感染

感染者の唾液や鼻水が付着した物に触れ、手に付着したウイルスを口に運んでしまうと感染します。

赤ちゃんが感染している場合、便から排出されるウイルスに注意が必要です。
オムツをかえたり赤ちゃんの便の処理をした後は、しっかりと手を洗い、消毒をするようにしましょう。

 

ヘルパンギーナの流行時期

流行時期は6月下旬~8月。
夏の時期にヘルパンギーナが流行する主な理由は以下の2つ。

①ヘルパンギーナを引き起こすウイルスは、夏から秋にかけて多く発生する
②夏の暑さで抵抗力が落ちてしまい、感染症にかかりやすくなる

あと、特に子どもや赤ちゃんは、物を口に入れたり、唾液や鼻水のついたままの手でさまざまな箇所を触ります。触れた箇所にウイルスが付着していた場合、瞬く間にヘルパンギーナが拡大していってしまいます。

これも子どもや赤ちゃんの間で流行する理由の一つと考えられます。

 

ヘルパンギーナに感染したときの主な症状

①38度~40度の高熱が2日~3日続く
②喉が腫れ、2~3ミリの小さな水泡が数個~数十個できる
③水泡が破れることで口内炎ができたり、強い痛みを感じる

まず突然の高熱におそわれます。その後のどが腫れ、小さな水泡が見られるようになります。

のどにできた水泡は2~3日でつぶれて潰瘍(口内炎)になり、食べ物や飲み物を飲み込む際にするどい痛みを感じるようになります。

水泡や潰瘍(口内炎)部分は、発症から一週間程度で治ります。

 

ヘルパンギーナの治療方法

現在、ヘルパンギーナに対する特効薬やワクチンはありません。
したがって、ヘルパンギーナの予防接種などもありません。

普段の風邪と同様、各症状を緩和させる薬を服用しながら体を休めることで免疫力を高め、自然と回復していくのを待つのがヘルパンギーナの治療方法です。

 

ヘルパンギーナで赤ちゃんが母乳を飲まないときの対処

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ヘルパンギーナが発症すると、のどの多くに水泡ができて潰れて潰瘍になるため、飲み込んだりするときに鋭い痛みを感じます。

このことから赤ちゃんが、母乳やミルクを飲むのを嫌がったりすることが多々あります。飲み込むと痛いことを伝えられる言葉を発することができないので、泣き止まないこともあります。

痛みで泣いていてかわいそう…。なんて様子を眺めていてはいけません。
ヘルパンギーナで怖いのは、高熱や水分を摂取できない状態による脱水症状です。

子供や赤ちゃんがヘルパンギーナになってしまったとき、看病の際に優先すべきことは「水分補給」です。刺激の強い飲み物は避け、イオン飲料や白湯などをこまめに与えるようにしましょう。

それでもなかなか水分をとってくれないようであれば、早急に病院に行き、点滴による水分補給をおこなってもらう必要があります。

 

ヘルパンギーナで食事を食べないときの対処

のどの痛みは飲み物を飲んだときだけでなく、食べ物を食べたときにも当然痛みます。のどが痛むのか、なかなか食事を食べてくれない。なんていう場面もありえます。

食事から摂取する栄養ももちろん大切ですが、まず第一にするべきことは「水分補給」です。

水分をしっかりとらせながら、食事に関しては、プリンやゼリーなどのどごしのいいものを少しずつ食べさせて上げましょう。熱いものは痛みを感じてしまうので、適度に冷ましたおかゆなどもおすすめです。

のどの痛みが緩和されてくれば自然と食欲も戻ってきますので、まずは水分補給をしっかりするように意識しておいてください。

 

ヘルパンギーナは妊婦にもうつる?その危険性とは

ヘルパンギーナは4歳以下の子どもや赤ちゃんに多く見られますが、大人に感染することもあります。
疲労やストレスなどで免疫力が低下している場合、ウイルスを撃退できずヘルパンギーナが発症してしまいます。子どもよりも大人の症状の方が重症化しやすく、家族でヘルパンギーナを発症している子どもがいる場合、うつらないように注意しましょう。

妊娠中にヘルパンギーナにかかってしまっても、ほぼ100%お腹の中の赤ちゃんには影響がないと言われています。しかし、出産直前にペルパンギーナに感染してしまうと、新生児にヘルパンギーナや手足口病を引き起こす「エンテロウイルス」が感染してしまい、重症・死亡といった事例もあるとのこと。

妊娠中は自分の体だけでなく、胎児にも影響が及びます。影響がないと言われている時期も、出産間近のときも、家族や周囲でヘルパンギーナに感染している人がいる場合、手洗い、うがい、消毒を徹底し、生活習慣が乱れないよう細心の注意をはらいましょう。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

子どもの不調から「夏風邪かな?」と病院に行ったときに、ヘルパンギーナのウイルスをもらってくることもあります。病院に出かける際には必ずマスクをして行くようにしましょう。

また、ヘルパンギーナもインフルエンザ同様、潜伏期間、発症、回復期において二次感染を引き起こす可能性のある病気です。完治するまで家で安静にし、感染拡大を防ぐことが大切です。

ヘルパンギーナの潜伏期間と二次感染についてはこちら

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