[記事公開日]2016/04/23
[最終更新日]2016/07/04

気管支炎は人にうつる!?原因と症状、治療方法について

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一度は耳にしたこと、またはかかったことがある方も多い「気管支炎」。

風邪かな?と思って治療していたが、なかなか咳だけがなおらない…。そんな経験はありませんか?
“生まれつき気管の弱い人がなりやすい”といったイメージの多い気管支炎ですが、閉め切って換気されないオフィス環境や、ストレス社会の影響で大人の間でもかかる人が多く見られます。

身近に起こりやすい気管支炎ですが、その具体的な原因や治療については知らない方がほとんどです。

気管支炎の原因とは?
気管支炎の症状とは?
どのような治療方法なのか?
そもそも気管支炎はうつるのか?

子供も大人も気をつけるべき「気管支炎」について詳しくお伝えしていきます。

 

気管支炎とは

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気管支炎とは、ウイルスや細菌による感染により、気管から枝分かれした左右の気管支に起こる炎症のことです。

気管支炎には「急性気管支炎」「慢性気管支炎」があります。

急性気管支炎

急性気管支炎は、インフルエンザ・マイコプラズマ・アデノウイルスなどのウイルスに感染し、気道の炎症が気管支まで広がることで、咳や痰が出るようになります。

この場合、抗生物質・抗ウイルス薬などが処方されます。
薬を飲み、十分な睡眠や栄養補給、安静にすることを心がけることで、多くの場合は短期間で回復します。

急性気管支炎から慢性気管支炎に移行することはありません。

慢性気管支炎

慢性気管支炎の多くの原因は喫煙とされています。
喫煙が肺や気管に悪いというのはよく言われていますよね。たばこを吸う人に咳や痰が多いのは、気管支に影響している証拠です。

喫煙は1日だけ行われるものではありません。
喫煙による慢性的な刺激が、気管支炎の原因となり、数ヶ月~数年もの間ずっと症状が続きます。

 

気管支炎の原因

急性気管支炎のほとんどは、ウイルスの感染が原因です。
冬場から春先にかけて流行するインフルエンザや風邪などから移行することが多いです。

インフルエンザや風邪が治っても、気管支の炎症が残る場合があります。
風邪は治ったのに咳だけがとれない…痰がずっと絡む…といった場合、急性気管支炎に感染している可能性が高いです。

肺炎マイコプラズマや肺炎クラミジアといった、細菌による急性気管支炎もあります。

これに対して慢性気管支炎の場合、その多くが喫煙による影響といわれています。
その他には、大気汚染物質や、換気がされないほこりっぽい環境で就業している場合も慢性気管支炎の原因となります。

 

気管支炎の主な症状

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気管支炎の代表的な症状が「咳」です。
風邪やインフルエンザは治ったのに、なかなか咳だけがとれないなど、咳は気管支炎のほとんどの方にある症状です。

気管支炎の咳の特徴は、乾いた咳から湿った咳へと変化する傾向があります。
これは気管支炎のもう一つの主な症状である「痰」が伴うか伴っていないかの違いです。

痰は呼吸器にとって有害となる物質を絡めとり、取り除く役割があります。
絡めとった痰を外へ排出しようとするのが咳です。気管支炎が酷くなると、炎症も悪化し痰の量が多くなります。
痰の量が多くなれば、必然的に咳の頻度も増えることになります。

気管が腫れて気道を塞いでしまうことから、呼吸困難になる場合もあります。
また激しい咳が長時間続くことで、肋骨が疲労骨折してしまうこともあります。

慢性気管支炎の場合これに加えて、呼吸がしにくくなったり、息切れなどの症状が頻繁に見られることがあります。
喫煙することにより痰と咳が増え、息切れが多くなる理由がおわかりいただけたと思います。

 

気管支炎の治療方法

一般的な風邪などからくる急性気管支炎の場合、自身の免疫力による自然回復を待ちます。
十分な睡眠と栄養をとり、休養をとることでよくなっていきます。

インフルエンザやマイコプラズマなどの細菌からくる急性気管支炎の場合、抗菌薬を服用して細菌の増殖を抑えます。

咳は体にとって有害な物質を外に追い出そうとする働きがあることから、無理に止めてしまうのはあまりよくありません。
しかし、咳の症状が酷く体に負担がかかる場合、鎮咳薬を用いてつらい咳の症状を抑えます。

 

気管支炎は人にうつるのか

気管支炎自体が人に感染、うつることはありません。

気管支炎とは、気管支に炎症を起こしている状態のことを言いますので、気管支炎そのものが他人にうつして影響を及ぼすことはありません。

しかし、気管支炎の原因はうつります。
自身の気管支炎を引き起こした原因が、風邪やインフルエンザなどのウイルスによる細菌からだとすれば、そのウイルスや細菌は人にうつしてしまいます。

特に気管支炎は咳の症状が酷くなる傾向がありますので、ウイルスや細菌の飛沫感染のリスクが高くなると言えます。
気管支炎の原因となるウイルスや細菌に感染するということは、のちのち気管支炎にかかるリクスを負うということに繋がります。咳が出ている間はマスクを着用したりしてしっかりと飛沫感染の予防をおこなうようにしましょう。

 

気管支炎は何科を受診すればいいのか

気管支炎の専門は呼吸器科です。
咳が止まらない、呼吸時にヒューヒューと音がするなど、呼吸や気管に関することは呼吸器内科を受診しましょう。

その他、内科や耳鼻咽喉科でも気管支炎の診察はしてくれます。
内科・耳鼻咽喉科でかかりつけの病院がある場合は、そちらで受診すると良いでしょう。

私も何度か気管支炎にかかった経験があります。
始めは内科で受診していたのですが、症状がいっこうに良くならない為、大きな病院の呼吸器内科を紹介してもらいました。

咳の症状があまりにも長く続く場合などは、「結核」の疑いもありますので、大きな病院の呼吸器内科で早めに受診・検査することが好ましいでしょう。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか。

体が発達中の小さなお子様やお年寄りの方などは、気管支炎の症状が悪化し、肋骨の疲労骨折や痰がうまく吐き出せずにつまったりと、様々な怖さがあります。

また気管支炎がよくならずそのまま放置していると、ウイルスや細菌が肺まで到達し、肺炎になってしまうという最悪のケースも考えられます。

気管支炎も風邪の予防と同じく、日ごろから手洗いうがいなどをすることが大切です。
また、慢性的な気管支炎に悩まされている方は、禁煙を考えたり、呼吸器内科に相談するようにしましょう。

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