[記事公開日]2016/11/04

建国記念日の由来と意味!歴史をわかりやすく解説!

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2月11日は「建国記念の日」。

建国記念日とよく言われますが、建国記念の日というのが本当の名前であるとご存じでしょうか?

建国記念の日というくらいだから、日本ができた日なんじゃないの?と思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか(私も思っていました)。

でも真実はそうではないんです。

建国記念の日ができた歴史のその本当の意味についてお伝えしていきます!

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建国記念の日の本当の意味とは?

建国記念の日とは、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」という国民の休日。

簡単に言うと、「日本が建国されたという“事実”を記念する日」。

 

2月11日に日本という国が建国されたわけではありません。

この国が建国されたということをみんなでお祝いしましょう!という日です。

 

ではこの建国記念の日は一体いつから国民の祝日となったのかも見てみましょう!

 

建国記念の日はいつ定められたの?

建国記念の日が定められたのは1966年(昭和41年)。
翌年の1967年(昭和42年)の2月11日から適用され、現在も国民の祝日となっています。

 

意外と最近できた祝日なんだなと感じませんか?
(私が昭和生まれのせいかもしれませんが…)

 

建国記念の日というくらいだから、日本が日本と呼ばれるようになったときから存在しているものだとばかり思っていました。

 

実はこの建国記念の日、以前は違う名称で祭日として存在していたんです。

 

1873年(明治6年)。
2月11日は、日本国の建国の日として「紀元節」と定められ祭日となり翌年1874年(明治7年)から適用されていました。

 

これが一旦廃止となる出来事が起こります。

そうです、第二次世界大戦

 

敗戦した後、連合国軍最高司令官総司令(GHQ)によって占領下におかれた日本。

その際、GHQの意向により、日本国の建国の日として定められた祭日「紀元節」を撤廃。

 

一度定められた祝日が廃止になる。
しかも日本という国ができたことを祝う祭日が、他国の意向で撤廃になるとは、戦争が与える影響力とは本当に大きいものですね。

 

では本来定められていた祭日、「紀元節」とは一体どういう意味があるのかについてご説明します!

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建国記念の日の由来「紀元節」とはなに?

日本の初代天皇といわれている「神武天皇」。

この神武天皇が即位した日を祝日として定めたのが「紀元節」です。

 

建国記念の日である2月11日という日付は、神武天皇が即位したとされる日。

紀元前660年(神武天皇元年)1月1日 (旧暦)の月日を新暦になおしたものが、現在広く知られている2月11日の建国記念の日です。

 

「紀元節」と呼ばれていたのは、1873年(明治6年)制定から1948年(昭和23年)に廃止されるまで。

その後、「建国記念の日」として、1966年(昭和41年)に国民の祝日となり翌年から適用されました。

 

一度撤廃された国民の祝日でしたが、やはり日本という国ができたということを記念する日は必要だという動きが高まったのが復活の要因です。

 

ここで1つの疑問が!

建国記念の日が神武天皇が即位した日であるならば、
日本が建国された本当の日にちっていつなの!?

 

これからお伝えする真実の中で、「建国記念日」ではなく「建国記念の日」と呼ばれることになった理由が明らかになります!

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日本が建国された日っていつなの?

実は、日本の実際の建国日は明らかになっていません。

 

まさかの事実!
日本が建国されたとする根拠資料は、あらゆる文献を探してみても、明確な日付が特定されていないのです。

そこで!
日本に伝わる「建国神話」を基に、“日本の初代天皇である神武天皇が即位した日”を「建国記念の日」と定めたわけです。

 

世界中でも、「建国記念日」を定める国は沢山ありますが、何をもって建国記念日とするかはそれぞれの国が決めます。

ちなみに、神話を基に建国記念日として定めているのは日本と韓国だけです。

 

「紀元節」が廃止された後、「建国記念日」を再度定めよう!という動きが強くなりました。

それに伴い設置を求める法案が提出された回数、なんと9回!!
成立するまでに時間がかかった要因は主に2つ。

 

①「紀元節」の復活に意義を唱える野党等からの反発。

②現在の歴史学では神武天皇の存在に確証がなく「正確な起源が分かっていないのに建国記念日など定められない」とする学者からの意見。

 

本当に日本という国ができたどうかもわからない日を、本当に実在したかどうかもわからない人物の即位日を建国記念日として掲げるのはいかがなものか。

 

ここで登場するのが「の」です!!

 

「建国記念日」ではなく、「建国記念日」とすることで、“建国されたという事象そのものを記念する日”であるとも解釈できるようにしよう。

という結論に至りました。

 

「建国記念日」ではなく、「建国記念の日」であること。

この「の」が入るか入らないかで法案が通らないほど大きな意味を持つということがわかったところで!

建国記念の日は一体どのようなことが行われるのかについてご紹介していきます!

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建国記念の日は何をして過ごすの?

建国記念の日は国民の祝日。

しかし、一体何がおこなわれるのか、どうやって過ごすのかについて知る人は多くないと思います。

 

建国記念の日のイベント

  • 各地の神社仏閣にて「建国祭」などの祭りが執り行われる。
  • 海上自衛隊が、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において満艦飾を行う。

 

東京の神宮外苑銀杏並木通りから原宿表参道を通り明治神宮の大前まで、「奉祝パレード」が実施されます。

毎年約6000人以上の参加者によって盛大にお祝いされます。

 

上記でご紹介した東京だけでなく、各地でも式典や講演会などが行われますので、一度足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

「建国記念日」と「建国記念の日」の大きな違いと重要性についてご理解いただけましたでしょうか?

日本には全部で15の国民の祝日があります。

これは世界でも第4位にランクインする祝日の多さです。

「日本人は働きすぎ!!」なんてよく耳にしますが、世界的に見ると国民の祝日はかなり多い国になります。

 

沢山ある国民の祝日。

名前を見ればどのような祝日なのかぼんやりはわかりますが、調べてみると意外な事実が判明したりします!

今はスマホも普及して簡単に調べ物ができますから、「なぜこの祝日が定められたのだろう?」と、理由を調べてみるのも楽しいですね。

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