[記事公開日]2016/08/09

勤労感謝の日の意味と由来は?子どもには何と教えればいいの?

毎年11月23日は「勤労感謝の日」

みなさんは勤労感謝の日の由来と意味を正しく知っていますか?

たとえば子供に「勤労感謝の日ってなんの日?」と聞かれたとき、きちんと教えてあげることができますか?

勤労感謝の日の意味とは?
勤労感謝の由来ってなに?
勤労感謝の日には何をするの?

勤労感謝の日の意味を正しく子どもに伝えられる情報をご紹介していきます。

 

勤労感謝の日の意味とは?

勤労感謝の日については、国民の祝日に関する法律に第2条、このように記されています。

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」

簡単に言うと、「働くことを大切にし、作られたものをみんなで感謝して喜び合いましょう」ということです。

働くということは、必ず何かを生み出しています。
それは目に見える物だけでなく、サービス、価値、その他諸々、人々の暮らしを豊かにするために、あらゆる方面から生産活動がおこなわれています。

人々の暮らしがよりよくあるために働くということを大切にし、生み出されたものに感謝し、国民みんなで喜びあいましょう!

というのが本来の主旨です。
今私たちが生きるために必要な衣・食・住、その他全ての生産物は、みんなが一生懸命働いて提供されるものであり、当たり前にあるものではないんだよ。ということを再認識する日でもあります。

ではこの勤労感謝の日はどのような由来から誕生した祝日なのかについて見ていきましょう。

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勤労感謝の日の由来とは?

勤労感謝の日はもともと「新嘗祭(にいなめさい)」という祭日でした。

「新嘗祭」とは「収穫祭」のことです。
日本は昔から米や穀物が収穫されると、さまざまな収穫祭をおこなう風習がありました。

新嘗祭の「新」は新穀(その年にとれた穀物。特に米)を指し、「嘗」とはご馳走を意味します。
皇室にも伝わる大変重要な儀式の一つであり、天皇が日本国民を代表して、五穀豊穣(豊作のこと)を神様に感謝するための祭りです。

「ハロウィン」も同じです。
お化けやゾンビの衣装を着て楽しむ“イベント”としてのイメージが強いですが、これはもともと悪霊を追い払うための意味合いがあり、同じく秋の収穫を祝うお祭りでした。

どちらのお祭りも豊作を祝うことで、翌年の豊穣を祈願するのものでありました。

ではなぜ現在は「新嘗祭」ではなく「勤労感謝の日」と呼ばれるようになったのでしょうか?

 

勤労感謝の日と呼ばれるようになったのはなぜ?

第二次世界大戦後、GHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められたものが「勤労感謝の日」です。

由来でも述べたとおり、新嘗祭は皇室行事の一つでした。
それに対してGHQは、天皇や皇室に関係したものを徹底的に切り離そうという考えのもと動いていたため、新嘗祭もそれに該当し、勤労感謝の日と改められました。

ちなみに、11月23日という日付に歴史的な意味はありません。

新嘗祭は、旧暦11月の2回目の卯の日に行われおり、日付は固定されていませんでした。
1873年に新しい暦を導入したことにより、そのままでは新嘗祭が翌年の1月に開催される計算となってしまいました

それでは都合が悪いということで、新暦11月の2回目の卯の日に行うことにしました。
それ以降毎年11月23日に固定されて行われるようになったというだけで、特に深い意味はありません。

もっと言えば、たまたま日本が太陽暦を導入した年(1873年)の11月の2回目の卯の日が11月23日だっただけのことだということです。

では現在の勤労感謝の日には一体どんなことがおこなわれているのでしょうか?

 

勤労感謝の日は何をするの?

働く家族に贈り物をしよう

勤労感謝の日は、働くということを大切にしようという意味が込められています。

衣・食・住、その他生きていくための全ては“働く”ということで得られる対価です。
“お腹が空いた”と念じるだけでは目の前に食事は現れません。ごはん一食でも、当たり前のことではないのです。

では生きていくということを当たり前のように毎日過ごしていけるのはなぜか。
父親や母親、夫、妻など、みなさんが一生懸命働いているからこそです。

勤労感謝の日という文字だけにスポットを当てると、「働いている人を労う日」というふうにとらえがちです。
「働く」ということだけに目を向けるのではなく、「働くということで得られるものと、その大切さ」という部分に目を向け、「いつもありがとうございます」と感謝の言葉や贈り物をしてみてはいかがでしょうか?

新嘗祭に行ってみよう

新嘗祭が勤労感謝の日と改められたとお伝えしましたが、新嘗祭そのものがなくなってしまったわけではありません。

毎年11月23日には全国のさまざまな神社で新嘗祭が行われています。

関東では【明治神宮】
関西では【伊勢神宮】

が有名で、収穫された米や穀物を奉納したり、奉納の舞がおこなわれたりします。
この他にも地方の神社でおこなわれるものもありますので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

キッザニアで職場体験をしてみよう

実際に「働く」ということはどのようなことなのか、子どもが楽しく体験しながら学ぶことができる場所として提供されているのが「キッザニア」

「簡易に作られたスペースでちょっとした職業体験みたいなものじゃないの?」
とんでもありません。

キッザニアは一つの街!大人が横目で見ながら「楽しそうだな…」、「ちょっとやってみたいな…」と羨ましい気持ちが湧き上がるほどに本格的!

関東では【キッザニア東京】
関西では【キッザニア甲子園】

この2ヶ所にあります。

・体験できる職業は100種類以上
・仕事をしたら「キッゾ」という通貨でお給料をもらえる
・体験で作ったものは持ち帰ることができる

リピーターも沢山いるほど大変人気のキッザニア。
当日入場も受付はありますが、予約等で完売してしまうと入場できなくなりますので、必ず事前にWEB予約をしておくことをおすすめします。

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さいごに

いかがでしたでしょうか?

これで「勤労感謝の日ってなに?」と聞かれても、ばっちり教えてあげらることができるはずです。

「働いている人に感謝する日」もちろんこれも間違いだとは思いません。
しかし、せっかくならばもう1歩踏み込み、「何故働くということが必要であり、感謝すべきことなのか」について、お子さんと一緒に考えられると素晴らしいですね。

私は幼い頃から、「お米は1粒も残してはいけない」と口すっぱく言われて育ちました。
大人になった今でも、お米1粒も私は残しません。

それはなぜか。

「農家の人が汗水流して一生懸命働き、長い月日をかけてやっと完成し、私達においしいご飯を提供してくれている」という、“お米を残してはいけない理由”を両親がきちんと教えてくれたからです。

物事を教えるときは、結論だけでなくなぜそうなるのかをきちんと説明することが大切です。
これが本当の“意味を理解する”ということだと私は思います。

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